ついたー

実は自分も使っている(積極的に参加はしていないので)のだけど、やっぱり万人にとって
有用なものではないと思うなぁ。ソーシャルネットワークというものを説明するとき、網目状になったネットワークみたいのを描いた入りするけど、少なくともついたーは少数の有名人に無名の人が一杯ぶら下がった、どちらかというとオールドファッションなサーバークライアント型のネットワーク構造だよね。フォロワー数というのは、結局リンク数みたいなものだけど、完全に一杯なノードと少ないノードに別れて、ゆるい階層構造を作っているのだろう。
つまり言い換えるとリアルタイムにアップデートされるニュースサイトっぽいものだけど、サイト自体が人だっていうのが大きな違いか。その人にこちらもアクションできるというの昔からのRSSのようなニュースサイトとは違うのだけど、テクノロジー的にはやっぱりそんなにたいしたものでは無いですね〜。
どうなんだろ、こういうシステムだとアクティブユーザー数(登録ユーザー数じゃなくて)はすぐに頭打ちになるだろうって予想されるけど。よくついたーでは〇〇という意見が多数を占めていた、みたいな物言いを見るけど、そもそもついたーユーザー層で統計取るって、世の中の状態に対してかなりの偏りがある層を対象にしたものだから、かなり限定された場合でしか意味ある統計は取れなそうだ。少なくとも隣のおばちゃんがついたーやるとは思えない。ましてやブログなんてものもそうだ。ソーシャル含めて、ネットなんて結局マスメディアではまだまだあり得ないんだなぁ、なんて思いました。