キャピタリズム

マイケルムーア監督の最新作、見てきました。
今回描いてるのは、そのタイトル通り「資本主義」について。
映画を見た感じだと、ウォール街の人々はアメリカ政府の中心に食い込んで
あくどい事をやっているという感じですね〜。
そういえばサブプライムローン関係で現在捜査中という話もあるから、逮捕者も
結構出るのかも。
面白かったけど、債務を返せなくて家を追い出されるのも自己責任という気がしないでもない。
そういう人たちをかなり”良く”描いてるけど、結局は同じ穴の狢なのではないかという気もしますね。
借金してまで贅沢したかった訳だしなぁ。
あと、マイケルムーア共産主義者なのか?っていう気もしました。
銀行などの国家による過度の保護はどうかと自分も思うけど、富の再分配で完全に平等にするのは
どうだろう?と思いますね〜。怠け者でも働き者でも同じ賃金なのはやっぱり良くないと思うし。
でも銀行、証券の管理職連中は報酬もらいすぎですよね。その額を国が規制すべきだとは
思わないけど、それだけ払ってもOKである構造がおかしいんだと思います。
冒頭で出てきたローマ時代の話を現代と被らせてる辺りが面白かった。