やっぱりおかしい日本のシステム

先日の日記で、自分の不注意で家のカギを開けることが出来なくなって締め出された話を書いたけど、
その時に感じた「日本の公共システムは自分を決して助けてはくれない」という事実を日に日に自分の中で
大きな問題として認識されてきています。
最近のニュースで話題になっていることも、実は日本のシステムの欠陥に密接に関連していると思うのです。
例えば行方不明の高齢者の問題なども、所在確認もしないで福祉をしている欠陥だし、今回の件で日本人の寿命に関する神話も
人口動態などの統計の信頼性も地に落ちたという感じです。しかも神戸の件などでは現場の担当者の間では
本人が所在しないという事を知っており、それを次の担当者などに引継ぎまでしていたとか。呆れるほかないですけど、
結局公務員とか公共の仕事が昔から言うように「何もしない」ことが一番良い、というのも欠陥の一つだと思う。
それからいわゆる大阪2児放置死(というか明確に殺人だと思うけど)も、近所の住人が児童相談所などへ通報もしていても
結局防げず。この手の児相が全く機能していない事もある意味周知のことなのに、何も改善しない。
児相の職員もまさにお役所仕事だ。今回の件で、事件のあったマンションの住人の間でお互いを知り合う運動みたいなものが
始まったみたいだ。こういうのはなんとなく喜ばしい気もするけど、根本的には国や公共のシステムが根本的に変わらないと
何もできないだろう。
欠陥だらけで機能していない日本の公共システムだけど、それをどうにかしようという政治家が全然いないというのも
やっぱり変な話だ(いるのかもしれないけど、自分は知らないのですが)。
結局「なぁなぁ」で済ますのがこの日本という国のシステムなんだろうけど、世界でも高額な税金を取っておいて
そのお金は一体どこに使われているんだろう?
公務員改革というと定数削減とか言われるけど、根本的に仕事をしない人間に厳罰を与えるとか、能力主義みたいなものを
導入しないと相変わらず腐ったままなのではないのだろうか、なんて考えたのでした。
一体自分みたいな個人はどうすればいいんでしょうね?